久しぶりに読書レビューです。
図書館で借りると、2週間以内に読まないといけないので、ちゃんと読みますね。Kindleで買った洋書はまだ読んでません。
目次
全然サイコパスじゃない
岡田斗司夫さんは丁寧な人ですね。サイコパスなのは人生相談している人の方に思えます。
1)才能の見つけ方を教えてください。
→誰しも才能はあるが、金になるかは別問題。
2)一億円の資産がありますが、仕事はしたくない
→月15万ずつ使って、55年半を楽しく生きてみては?
1)の方は、周りに必要とされている能力がお金になることで、お金にならない能力は趣味として楽しむようにとのことでした。とてもまっとうな答えです。
2)の方は、お金がない状態になってからが第二ラウンドの人生が始まると励ましています。こちらもまっとうです。お金がない状態にならないと、人は必死にはなりません。どうにかしないととは思いません。
3)死ぬことが怖い
→私の死生観は少し変わってるんです。
4)見知らぬ人に絡まれ日々をどうにかしたい
→髪を染めるだけで解決しますよ。
3)ではマリオがゲームのステージで死んだらゲームオーバーになる感じだと思っているようです。死ぬことが決まると、もう頑張らなくていいという感じがあるようです。死ぬのが怖いというのは、今が楽しいとことなのでしょうねと相談者に伝えています。
4)では、変な髪色をした人はやばい人と認識されるようで、絡まれにくいとのことです。人は髪型で確かに判断しますよね。緑色の髪の毛で、まともな仕事しているとは思いません。もしくは美容師さんかなと思います。絡まれても言い返したりすると危ないよと諭していました。
私が岡田斗司夫さんはすごい人だなと思ったのは、5)の質問でした。
5)自分の時間を作るために一人暮らしがしたい
→お金が貯まる前に考える悩みは、大抵は自慰行為です
この相談者は、年老いた両親と暮らしています。両親と相談者には貯金がないです。外に出ている兄に頼ると迷惑です。相談者だけ出て行くのは心が痛いと。岡田斗司夫さんは、悩みにはタイミングがあると諭しています。この悩みはお金が貯待ってからの悩みで、貯まる前の悩みは慰めや現実が辛くなっただけだと。確かにそうですね。私たちって悩む時、タイミングを間違えて、ただ辛いから逃げてるだけの時ありますね。今までの自分を振り返り、「ああ私の悩みは慰めだったな。逃げてただけだな。」と思いました。
このように、岡田斗司夫さんの人生相談は綺麗に切って行くタイプです。読んでいて、私の悩みは大抵タイミングを間違えているなと思いました。そして、考えること自体は昼間にしようと思います。睡眠削るようなことはしないでおこうと思います。いい図書館本でした。