『7つの習慣』を読み切りました。読み切って思うのは、今やっていることは7つ目の習慣であり、なんか先に7つ目の習慣を身に付けないと病気になりますよと言われているような気がしました。実際、病気になりましたし。
後半戦は
4つ目の習慣:win-winを考える
人間関係でお互いがwinになるように、考えが出るまで話し合いましょう。もしも出ない場合は、no deal(どちらの意見も通さない)の方法もある。
5つ目の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
信頼口座が赤字になっている相手の話をちゃんと聞いていますか?傾聴に徹して理解しましょう。理解されるには、まず聞いて理解から。
6つ目の習慣:シナジーを作り出す
シナジーを説明するのは難しいのですが、第3の案を作り出すと言いましょうか?思いもしなかった意見が飛び出し、第3の案を導き出して、シナジーを作り出す。
7つ目の習慣:刃を研ぐ
4から6までが対人関係であるのに対し、7つ目は総括して、自分自身の精神的、肉体的両方の土台を再生させようと言うことです。例えば、定期的な運動、睡眠、ストレス解消などです。刃を研ぐ意味は、いくら何時間かけて木を切り倒そうとしても、その道具の刃ががたがたで研いでいなかったら切り倒せないと言うことです。自分自身の再新再生をしようということです。
人生が統合失調症で無茶苦茶になった時期があるので、7つ目の習慣に力を入れています。本の順番で行くなら最後なのですが、私にとっては、1番目の主体的であることの次に重要です。
『道は開ける』でも、傾聴の大切さは語られているので、本当に大切なことなのだと思いました。人の話を聞いて、理解しようと思います。自分の話はしないようにします。でもそれだとwin-winには、ならないので、理解されるようにも努力します。
この本の著者は、インサイド・アウトといって、内面から外面へ、外面からは内面へではないことを念押ししています。全ては内面から。
ただ、この習慣、継続するのは難しい。7つ全部となると、大変です。著者も、難しいと言っています。とりあえず、できるところから、やってみて、できないところをフォローしていく形で進めてみようと思います。優先順位の決め方とかwin-winを考えることとか難しいですね。
そして、読んでみて思ったのは、原則に従って生きていると幸せであると言うことです。自分の原則を見つけて生きていると、幸せなんだと思います。宗教的な話ではなく。
どうあがいたって、死ぬことだけは決まっている。生きている間に、どういう原則で何をするか?やりたいことは全部やる。弔辞で「やりたいことは全部やってきた人生だから、幸せだったはず。」と言われたいです。
読書って楽しいですね。次は『人に頼む技術』を読んでいます。頼みごとを軽やかにしたいです。