猫山の日記 統合失調症と闘いながら日常を描くブログ

精神を病んだ状態から、安定を求めていくブログです。最近は安定してきたので、幅広い日常についても投稿しています。応援よろしくお願いします。

『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法』を読んで

『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法』を読みました。私の感想とこの本から読み解くこれからをシェアしたいと思います。

 

まず、読み終えた感想は、日本の会社で、日本の転職を基にしているので、さほど参考にはならないかな~と思いました。あと、『転職2.0』を先に読んでしまっているので、ある程度の転職の思考法は出来上がっていたので、目新しさに乏しかった気がします。読む順番、間違えたかな。

 

この本の構成は、とある会社に勤める営業の男性が転職したほうがいいのか?と思い始め、出会ったコンサルにコンサル料50万円を支払って、転職していく話です。この時点で、とても日本的。このコンサルが転職とは何か?を教えてくれる小説形式の本になっています。

 

途中をすっ飛ばして、会社選びの三つの基準として

1.マーケットバリュー

2.働きやすさ

3.活躍の可能性

・働きやすさはマーケットバリューと相反しない。むしろ、長期的には一致する

・活躍の可能性を確かめる三つの質問

1.「どんな人物を求めていて、どんな活躍を期待しているのか?」

2.「今いちばん社内で活躍し、評価されている人はどんな人物か?なぜ活躍しているのか?」

3.「自分と同じように中途で入った人物で、今活躍している人はどんな社内パスを経て、どんな業務を担当しているのか?」

と、質問が書かれているのですが、こんな質問、面接でできますか?1番はできるかもしれませんか?2,3は難しいと思います。

 

その他、面接の段階で、「現場の人と会って、話がしたい」みたいな提案をしてみるみたいなことが書かれているのですが、現場の人と合わせてくれる会社なんてあるのかな?「競合はどこですか?」みたいな質問もありました。面接に慣れていないだけですか? そんな質問していいんですか?

 

あと、転職エージェントだけに絞らないで、ダイレクトリクルーティングのサービスを使ったり、友達からの紹介も使うて書かれているのですが、これは『転職2.0』の時も思いましたが、チャンネルをたくさん持つのはいいのですが、転職エージェント以外って、断るの大変だなと思うので、難易度高いと思います。いい転職エージェントに5か条を出しているのですが、入社する上での懸念点はどこですか?みたに質問に答えてくれるか?とか、それは聞いたら答えると思う。なかなか普通のこと書いてます。

 

この本の根本の「思考法」についてですが、そこは納得しました。転職できない人、選択肢がない人は、会社を辞められないという思考に閉じ込められているだけで、自分自身に小さな嘘をついていることになる。いつでも会社を辞めることはできる。『転職2.0』では、その思考のまま、準備をしましょうという本でした。この本では「思考法」に特化しています。

 

最終的に主人公が転職の際に3つの会社に絞るのですが、それが

・A社:医療系サービスの広告営業統括

・B社:教育系ベンチャーの商品開発

・C社:営業支援ITサービスのプロダクトマネージャー候補

です。主人公は最終的にC社のITサービス系に行きます。この展開に、この著者は医療系、教育系、ITサービスがマーケットバリューが高いと思っていると推測できます。

 

仕事における楽しみについては、to do型の人と being型の人に分かれるそうです。to do型の人は「何をするか」に重点をおいて、being型の人は「どんな状態でありたいか」に重点を置く人のことだそうです。ほとんどの人がbeing型の人らしいので、好きがみつからなくても、気にしなくていいそうです。

 

『転職2.0』と共通する部分もありました。自分にラベリングすることです。自分の好きなことや状態に、自分でラベリングして、替えのきく存在から脱出しようということです。

 

著者のプロフィール見たら、就職氷河期博報堂へ入社、その後ボストンコンサルティンググループを経て、人材ポータルサイトを運営するワンキャリアに参画。現在は、新聞や雑誌に「職業人生の設計」の専門家としてコメントしているそうです。なんか、転職サイト作ったから、この本書いたのかな?人材サイト運営する人は転職の本書きがちなのかな?

 

転職したい身なので、参考にはしますが、日本的な側面が強いなと思ったので、これからの日本の変化とは一致しない本かなと思いました。外資の波が来て、転職もがらりと変わると思っています。