統合失調症と言っても、常に不安定なわけではありません。それはみなさんも同じだと思います。健康な人でも、メンタルが落ち着いている時もあれば、不安定な時があります。
統合失調症やうつ病で怖いのは、不安定の行く先に自殺があるからです。健康な人に、自殺がないと言う意味ではありません。誰にでもあります。しかし、メンタルが弱い人は、自殺の可能性が高いのです。
病状を抑えるために、薬が存在しますが、果たして薬はすべてを解決してくれているのでしょうか?私は疑問です。と、いいますと、薬で自殺は止められるかもしれませんが、思考は変えられません。そう、問題は思考方法・思考傾向です。
思考方法・思考傾向を根っこから変えないと、意味がないと思います。
※途中になりましたが、私の個人的意見ですので、病状が進み、思い悩んでいる方はカウンセラーか精神科医に相談してくださいね※
そこで、ヒットしたのが瞑想・マインドフルネスです。
瞑想・マインドフルネスは、いろんな会社が導入しているようです。有名なところでは、Google、Apple、ゴールドマンサックス、日本の会社では、ヤフーやメルカリなどです。
瞑想・マインドフルネスって何?ってなりますよね。
なんか、呼吸法とかヨガとかであるやつですか?難しそうじゃないですか?って思いますよね。
難しいことはすっ飛ばして、簡単に言えば「今に集中すること」「今、生きていることに集中すること」「あるがままを受け入れること」です。
呼吸が必要なのは、人間でコントロールできると実感できるのが呼吸だけなのだそうです。実際には、コントロールは自分でできているのか別です。無意識に呼吸していますから。ただ、深く息を吸ったり、吐いたり、浅く呼吸してみたりとかは自分でできますよね?そういう意味でのコントロールです。そこに集中することによって、「今」「あるがままの状態」に集中するのです。
では、何がいいのか?効果はどう現れるのか?ですが、これはマインドフルネス認知療法というものがあるようなので、実際に臨床実験が行われているようです。
結果は、うつ病や不安などに効果があるようです。思考が、否定的な考えや行動をしないようになり、病状がよくなるという構図です。
細かいことを言い出すと、メンタルの回復力(レジリエンス)に影響するらしいのです。だから、健康な人も取り入れた方が、落ち込んでもすぐに回復できるよってことだそうです。詳しくは、本を参照してください。
実際に、見様見真似で、私も始めてみました。始めてから2か月くらい経ちます。
最初は、呼吸=今、あるがままというイメージがわかず、苦戦しました。1分持ちません。大きく深呼吸しているうちに、頭の中で、考え事を始めたんです。それが私は「今」につながりました。深呼吸している瞬間に考えていること=今に、なったんです。瞑想やマインドフルネスでは、雑念とされていることなんですが、私には呼吸よりその時浮かんだ考えの方が「今」につながったんです。それからは、どんな時でも、深呼吸する際は、「今」を感じられて、「今」この瞬間を生きてるなって思えるようになりました。でも2分くらいしか持ちません。本当は20分くらいするのがいいらしいです。ポジティブになったか?と聞かれたら、「今を生きています。」と答えるでしょう。
私は自己流なので、次回診察がある時に、認知行動療法・マインドフルネス認知療法を行っている心理カウンセラーを紹介してもらおうと思っています。
タイトルの「瞑想はメンタルを鍛えることができるのか?」の答えですが、臨床試験で結果がでているわけですから、個人的な差はあるだろうけど、効果はあるのだと思います。実践あるのみ。やった人だけが、結果を得られる。